Soda

出前授業 ワークショップ 広島県庄原市庄原市立東城小学校

中国支部のSoda活動

2024.10.29(火)広島県庄原市、庄原市立東城小学校へ出前授業をしてきました。
広島県庄原市は、人口約30,000人、市の北部は豪雪地帯に指定されており、積雪が100cmを超える年もあります。
帝釈峡などの自然の見どころも多々あり、寒冷な地域の特性を生かしたりんごやこんにゃく、また比婆牛などが有名な地場産品です。
東城小学校は、児童数196名(5.6年生は2クラス)の山間部にある中規模小学校です。2014年に新校舎が完成し、木材をふんだんに使った明るく開放的な校舎でした。

場 所広島県庄原市庄原市立東城小学校
日 時2024年10月29日(火)
参加児童5年生 37名(9班) 講師20名  

開会(1校時)

JCD:本部 2名(新藤 力氏・三原 慎一氏)・中国支部正会員 14 名・中国支部賛助会員 2名・安田女子大学 2名合計20名
生徒:5年生 37名(9班)
挨拶・自己紹介・レクチャー1(デザインで大切な3 つの話)・レクチャー2(空間とあかりの体験)の講義を行いました。

子供たちは、普段聞きなれない「デザイン」の話を真剣に聞き、積極的に手を挙げ質問をしていました。また、空間とあかりの話では、あかりの歴史やあかりの持つ演出効果を目で見て体験しました。

ワークショップ(2~4校時)

4人×9班に分けて作業開始。事前に子供たちが描いた設計図(店舗)を基に、賛助企業様からご提供いただいた材料を使い立体を制作していきます。1テーブルに2名の講師が付き、アドバイスと制作補助を行いました。

自分たちが描いた設計図を、どうやって形に、空間にしていくか?どんな素材が良いか?を考えながら子供たちは手を動かしていました。
二次元から三次元への移行のむずかしさや素材の質感などを感じ取れたかと思います。

プレゼンテーション(5~6校時)

それぞれの班が制作した作品や考え方、難しかったこと、気付いたことを発表しました。

プレゼンテーションでは、自分たちが創った作品について発表しました。制作中はあんなに元気だった子供たちも、いざ発表となると声が小さくなりもごもごと。自身の考え方や伝え方のむずかしさも体験できたのではないかと思います。また、短時間の間でひとつの形を創り上げる、子供たちのパワーと発想力、集中力にはいつも驚かされます。

まとめ
子供達に・・・

●夢を形にするデザイン
●可能性を育むデザイン
●想像力を掻き立てるデザイン
●自ら考える空間デザインの
創造活動をサポートするのがSoda活動の目的です。

Soda活動を通じて、デザインへ興味を持ち、デザインの道を歩んでくれる子供たちが少しづつ増えていくことを期待し、今後もSoda活動を継続していきたいと思います。

JCD中国支部

メディア

2024.11.20 山陽新聞に活動の様子を掲載していただきました。

こども達から