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大門駅から少し山側に行くと緑に囲まれた校舎が見えてきます。ぎんがの郷小学校、銀河学園中・高等学校が一緒になった学びの郷です。「心豊かな人間性を育成し調和のとれた人間作りを目指ざす」を教育の原点に1980年に開校した私立の学校です。今回ワークショップに参加した4年生は小学校では1期生です。とても元気でのびのびした子供たちでした。
西原JCD中国支部長の挨拶のあと、新藤委員長の「デザインで大切な3つの話(寸法・素材・あかり)」、と小田切副委員長の「光源と空間による見え方の違い」のレクチャー。 事前の話し合いがしっかりできていて、「こんな店にしたい!」 と細かく描かれたスケッチも あり、スムースに制作。電車が通る4階建てのステーションショップは屋上にヘリポートを、介護用品をオシャレに売る店など、発想も豊で完成した店は4年生とは思えぬ完成度でした。それぞれのグループに講師が付きアドバイスと制作補助を行いました。 |
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<講師陣> |
中国支部 : |
西原 勝、沖本弘至、小田綾子、久保陽子、
上村敏幸、藤坂浩匡、原 浩二、脇本純治 |
Soda 本部 : |
新藤力、小田切純子、木村倫香 |
協力頂いた方: |
宮川久美(西原デザイン事務所) |
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敬称略 順不同 |
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<協賛企業> ご協力ありがとうございました。 |
株式会社サカイ、 株式会社サンゲツ、 四国化成株式会社、ニッタイ工業株式会社、株式会社タジマ、
東リ株式会社、 株式会社中川ケミカル、株式会社ベルファニチャー、名古屋モザイク工業株式会社、
立川ブラインド株式会社 敬称略 順不同 |
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<ぎんがの郷小学校 ワークショップを終えて> |
JCD Soda委員会委員長 新藤 力 |
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2008年、銀河学院中・高等学校に併設されたばかりの“ぎんがの郷小学校”。第1期生である4年生41名を対象としたワークショップ。自分たちが学校の歴史をつくっている自覚を持ち、積極的でとても元気な子供たちだった。私のレクチャーの間も「わー!」「すごい!」といった反応があり、今までになく話がしやすい教壇だった。モケイ制作も実ににぎやか!!それぞれが意見を言いながらもちゃんと形ができあがっていく。発想も自由自在で、雑貨屋「笑売屋」にはタイムマシンのレンタルコーナーがあり、しかもその横でタイムマシンを1台2万円の超特価で販売もしている。また、最寄り駅「大門」に4階建ての駅ビルをつくる計画も、そもそも新幹線の停まる駅にしたいという現実的な夢からの発想だ。「オシャレ介護グッズ」の店ではモザイクタイルを上手く使ったオシャレな車いすが展示され、「青空市場」の入口の引き戸は開閉ができるしくみになっている。どの作品も抑制がなく、一人一人の“こうしたい”という思いが強く表現されていたのがうれしかった。
人なつっこい子供たちで、給食のあと講師たちは「先生は走れる? 」とサッカーや逃走中(鬼ごっこ)に誘われ、長い昼休み、普段かかない汗を思いっきりかかされていた。印象的だったのが後片付けを終えて帰る時、子供たち全員が校門に集まり、私たちの姿が見えなくなるまで手を振り続けて見送ってくれたことだ。忘れがたい子供たちだ。 |
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