SODA

2015年11月17日(火) 高松第一小学校 5年生103名(18グループ)

 高松市立高松第一小学校は、高松第一学園(愛称)として、平成22年4月に近隣の小・中学校が統合し、四国で最初の施設一体型小中一貫教育校として開校しました学校です。

 Soda事業とは、 Seed Of Design Award の略で 直訳で(次世代を担う子共たちに)「デザインアワードの種をまく」という意味があります。今回のSoda事業はJCD四国支部として初めての活動になり、学校ご担当先生と共に手探りの状態から本部Soda委員会のご協力サポート頂き11月17日に開催の運びとなりました。

5年生3クラス(103名)担任の3人の先生も非常に前向きで、ご熱心に打合せ、進捗して頂き事前に何回か授業時間を計画的に使って、各グループのお店の名前、コンセプト、スケッチ作成、及び商品(売りたいもの)、モニュメント、看板等を製作(四国支部会員授業立ち合い)等にて準備ご協力頂きました。

 前日の16日15時から講師全員にて会場準備し、当日、講師の紹介挨拶、新藤委員長の 「デザインで大切な3つの話」(寸法、素材、あかり)、木村副委員長の 「光源と空間の色による見え方の違い」のレクチャーのあと、18グループ分かれてワークショップを開始しました。
各グループの講師1名プラス、特別参加にて香川県ディスプレイ協同組合青年部の皆様4名、穴吹デザインカレッジの学生さん27名を含めて1グループ2~3名が付き、アドバイスと補助を行いました。

 作品は、大人の通常物販、飲食、サービス余暇等商業空間の概念にとらわれずに顧客の対象が想像の世界(魔法使い、妖怪、宇宙人等)商品自体が想像上のもの「悪魔に魂を売る店」など2階建て、外部階段、テラス、新幹線のホーム(駅ビル)、複数のお店の融合したもの等、どの作品も子供たち創造力、発想のすばらしさには驚かされました。一部お昼休憩時間を使いながら、講師も含めて楽しくみんな一体になって、最後は良い意味での皆で駆け足でワークショップを完走しました。

 また、作品発表も各グループ個性のあるプレゼンをおこない非常に素晴らしい活動になったと思います。 地元香川(世界規模で?)の次世代をになう子供たちに、デザインの意識を高めてもらい、業界の認知、興味をもってもらう「種をまく」活動になったかと思います。

 最後に、今回の事業のために前段階を含めてご協力、ご尽力頂いた学校の関係者、先生、JCD本部Soda委員会、教材等ご協力頂いた各企業様、特別参加頂いた皆様他、関係各位様方 本当にありがとうございました。

記録者 日下大祐

<講師陣>

 Soda委員会 新藤 力、木村倫香、雲野一鮮、星 明臣、品川正之、大滝道晴、
福田裕治、板橋智美
 正会員 香川眞二、長尾勝彦、寒川徹司、生田真理子、日下大祐
 四国支部会員 清水 泰、藤田 眞
 賛助会員 藤原巧 (株)プラン・ドゥ・モトハシ、山本行洋 宮地電機(株)、
吉武 努 大光電機(株)、間嶋理恵 (株)LIXIL(前賛助)
 特別参加

織田幸信(株)デザインセンター
●香川ディスプレイ協同組合青年部
 田中智明 四国工業写真(株)、
 津幡洋一郎(株)高松ホットスタンプ、
 秋元伸一郎(株)四国サンケイ広告社、
 亀田健太(株)トキワ工芸社
●専門学校 穴吹デザインカレッジ
 穴吹くるみ、上村真以、大倉隼冶、大西彩夏、大西菜摘、
 大林李奈、鏡原慶次郎、川口 穣、佐長滉介、高倉史帆、

 多田篤史、田中千尋、中山 駿、濱 勇生、日浦 魁、
  藤澤 魁、松本光貴、村上 唯、守谷咲栄、湯浅宏起、

 桑原奈津実、谷定愛香、平山佳那、藤本旭陽、矢田樹貴亜

敬称略 順不同
 
レクチャー 協賛頂いた材料

<材料を提供頂いた企業>

株式会社サカイ、株式会社サンゲツ、四国化成工業株式会社、田島ルーフィング株式会社、東リ株式会社、株式会社中川ケミカル、名古屋モザイク工業株式会社、ニッタイ工業株式会社、株式会社ワーロン、リビエラ株式会社、株式会社ニップコーポレーション、TOTO株式会社四国支社、株式会社キヌガワ高松、株式会社LIXIL高松支店
敬称略 順不同
 
制作中
 
2015年 高松第一小学校 18グループの作品
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